IT企画研究所では、そろばんを身近なお子様に教えようと考えていらっしゃる大人の皆様の支援を行っています。
1.IT企画研究所がそろばんの使い方をお伝えする対象者とその理由
1.1.対象者
1.2.対象者とした理由
2.IT企画研究所がお伝えするそろばんの使い方の内容とその理由
2.1.内容
2.2.その内容を選択した理由
2.2.1.そもそも そろばんで計算するとは
2.2.2.教える人に必要なそろばんの知識と技術
2.2.3.そろばんの使い方を初めて知る大人の方に
3.IT企画研究所が行うそろばん関連事業
3.1.YouTube
3.2.ブログ
3.3.その他
1.IT企画研究所がそろばんの使い方をお伝えする対象者とその理由
1.1.対象者
IT企画研究所では、次の大人の方々に、そろばんの使い方をお伝えしています。
・学校の先生
・保護者
・そろばん塾が少ない国の方
1.2.対象者とした理由
IT企画研究所では、そろばんの知識が必要な、大人の皆様をサポートすることにしました。
そろばん塾は世の中にたくさんありますが、多くの大人は仕事や家事・育児などのためにそろばん塾に通うのは無理だと思います。
例え、通えたとしても、ご自身のお子様と同年代の子供たちの中で、大人である自分がほぼ1人で生徒としてそこに加わるのは、かなりの勇気が必要で、現実的ではありません。
そろばんの知識が必要な大人の皆様として、次のような方々を想定しています。
・学校の先生:
小学校の先生には、学校でそろばんを教える機会がある
・保護者:
そろばんがお子様に有効な習い事か検討したい/どんなことを習っているか知りたい
・そろばん塾が少ない国の方:
直接習う機会が少ない/国によっては算数教育の良い題材になる
なお、そろばん塾が少ない国の方へは、YouTubeで英語字幕の表示が可能な動画をご提供することで対応しています。
2.IT企画研究所がお伝えするそろばんの使い方の内容とその理由
2.1.内容
・そろばんを使う上で必要な最低限の用語とその意味
・そろばんによる加減乗除の基本
2.2.その内容を選択した理由
2.2.1.そもそも そろばんで計算するとは
そろばんによる計算の基本は、足し算と引き算です。
そろばんでは、例えば、1を足すには、ざっくり言って、3つのパターンがあります。
パターンは、それまでの計算結果が表示されている、そろばんの盤面の状態で分けられます。
素直に1つ分を足せる余裕がある場合、余裕がないので繰り上げを考えなければならない場合、などです。
1を足す場合、2を足す場合、・・・9を足す場合のそれぞれが、大体3つのパターンでそれぞれ異なる操作を必要とします。
引き算についても同様です。
掛け算は、掛け算九九の知識と主に足し算の方法を使って行います。
割り算は、掛け算九九の知識と主に引き算の方法を使って行います。
そろばんは、振付の決まったダンスのようなもので、同じ指導者に教わっている生徒が2人いて、ある計算問題があるとき、計算の手順にのっとって進める中で、1を足すことになれば、そのときのそろばんの盤面のパターンによって操作は自ずと決まり、結局、その問題をそろばんで計算するときのそろばん上での操作は、2人ともまったく同じ操作を行うことになります。
要は、そろばんでの計算とは、そのときどきのパターンを瞬時に判断し、決まった指の運動(運指)を行う、ということを繰り返すことに他なりません。
このパターンの判断と、それに合った運指をスムーズに行えるようになるには、反復練習が欠かせません。
そろばんには、級や段といった位があります。
この位は、初心者は15級から始め、15級から1級、初段から10段までありますが、途中に準1級など、準がつく級や段位もあります(そろばんの団体ごとに級の内容や、始めの級・・・20級という級があるとか・・・などが若干異なります)。
そろばん塾では、一般的に、各生徒の進捗度合いに合わせた、寺子屋的な指導を行います。
反復練習では、その生徒が現在までに習得した級の次の級の問題の解き方を教わった後、その級の問題を、制限時間内に、より正確に解けるように、そして、合格ラインに届くように訓練します。
そろばんは確かに数値を扱うものですが、そろばんによる計算は数と戯れているようなものであって、直接的には、数値のことを考えて何かを行っているというわけではありません。
実際には、操作のパターンを覚えて、瞬間的にそのときどきの盤面がどのパターンに当てはまるかを判断し、反射的に操作を繰り返すことだけで、答えを作っていきます。
2.2.2.教える人に必要なそろばんの知識と技術
そろばん塾の先生はもちろんのこと、小学校の授業でそろばんを児童に教える学校の先生や、ご自身のお子様に教える腕に覚えのあるお母様やお父様に必要な知識は、具体的なそろばんの操作法と、その理屈の両方です。
特に小学校の授業の中の、ほんの短い時間をそろばんに充てる学校の先生の場合は、児童がそろばんを使えるようにすることが目的ではなく、そろばんの仕組みや、足し算/引き算などの考え方などを伝えることが主になると思うので、理屈を理解しておくことが重要だと思います。
ご自身のお子様にそろばんを教えたいと考えていらっしゃる、腕に覚えのあるお母様やお父様は、ご自身が過去にそろばん塾に通うなどして、1日に30分から1時間ずつ、かつ、2日に1日以上の間隔で、1年以上そろばんの練習を続けてきた方であれば、是非、ご自身でお子様に教える挑戦をしていただければと思います。
ちなみに、そろばんを教えるのに、何級以上でなければならないといった資格は、何も必要ありません。
なお、いつもご自身の横にお子様を座らせて指導できれば理想的ですが、特に、たまにお子様の向かい側から指導される場合は、意識して、徐々に目を鍛えていってください。
逆さまから盤面と指の動きを目で追うのは、結構難しく、慣れが必要です。
お子様の運指が速くなってくると、目で追うのが大変になってきます。
2.2.3.そろばんの使い方を初めて知る大人の方に
そろばんが未経験のお母様やお父様には、お子様にそろばんを習わせるかどうかの検討の際や、すでにお子様にそろばんを習わせていて、どんなことを習っているのかを知りたいというときに、IT企画研究所のそろばんの情報をご覧になっていただければと思います。
ご自身がちょっとそろばんを自己学習してみようというときも、お役に立てると思います。
ただ、1つだけお願いがあり、お子様には、ご自身で教えるのではなく、そろばん塾に通わせることをご検討くださった方が良いかと思います。
確かに、そろばんの計算で使う1つ1つの理屈は非常に簡単ですが、それまでに学習したパターンにプラスして、毎回新しいパターンを教わると、それまでに覚えた全部のパターンから、どのようなパターンが来ても瞬時に判別して、ほぼ、無意識に操作できるようになるまで、毎回反復練習を行います。
小刻みに段階を踏みながら、忍耐強く反復練習を行って、対応する級で必要なすべての操作法を覚えさせた後、今度は、制限時間内に合格点を確実に取れるようになるまで、スピードと正確さを向上させる練習を繰り返します。
上記のことを1つ1つ進めていかなければならないので、どの段階で次の操作法を教えていくかの見極めなどが難しいと思いますし、基礎の部分を荒削りのままやり過ごすと、後々伸び悩む原因にもなります。
また、子供は友達との競争などでも、伸びることもあります。
お子様のそろばん学習計画は、よくご検討をいただければと思います。
3.IT企画研究所が行うそろばん関連事業
IT企画研究所では、大人の方を対象に、次の方法でそろばん関連の事業を行っています。
3.1.YouTube
IT企画研究所では、次のYouTubeチャンネル「IT企画研究所そろばん部チャンネル」でそろばん関連の動画の配信を行っています。
3.2.ブログ
IT企画研究所では、こちらのサイトのブログページから、IT関連の情報の他、そろばん関連の情報の投稿も行っています。
3.3.その他
そろばん関連のYouTubeやブログの最新情報は、
・Instagram
・Twitter
・note
からも随時ご案内しています。
また、
・Udemyからそろばんのオンラインコースの販売
・STOREs.jpから自己学習用テキスト の販売
も行っています。
以上、よろしくお願いいたします。
コメント