身の周りの外国語をスマホを通して翻訳して見てみる方法・・・Google Lens

看板やポスター、説明書や商品名、ロゴなど、外国語らしき文字は身の回りにたくさんあります。
今回は、Google Lensというスマホ用のGoogleのサービスを使って、スマホで身の回りの外国語を翻訳して見てみる方法を説明します。

【目次】
1.身の回りは今や日本語や英語だけではない!
2.Google Lensで画像の中の文字を翻訳して見る

1.身の回りは今や日本語や英語だけではない!

海外旅行で街を歩いているとき、看板や案内板に書かれた文字が読めると、さらに、旅が楽しくなりそうです。
最近では、国内でも、街中には外国語で書かれた看板やポスターを多く見かけますし、さらに、気づけば、自分の家の中でさえ、外国語をたくさん見つけることができます。

中には、どの言語かもわからない文字もあり、そうなってくると、文字というより、デザインとして、その形の美しさを眺めて楽しむだけになっていたりします。

タトゥーに画数の多い”かっこいい形”の漢字を掘ったという外国人の方がいて、その部分を見せてもらうと「冷蔵庫」だった・・・というような話を聞くこともあります。
文字はその形の美しさもさることながら、やはり、人は、その意味を知ってから使う方がよさそうです。

ネットで格安のものを買ったら、同梱の説明書が中国語だけだったというようなこともあります。
漢字を使う日本人としては、中国語の漢字を見て、多分、こんなことを言いたいのであろうと内容を想像し、隣に描かれた図で理解を補足して、なんとか組み立ててみたりします。
まあ、「できれば、日本語の説明書を付けてくれたら、うれしかったな」・・・と思いながら。

今回は、そんなときに役に立つ、スマホアプリのGoogle Lensの使い方を Android搭載のスマホで 説明します。

Google Lensは、スマホのカメラを通して表示した画像の中にある文字に対して、指定された言語Aの文字を拾って指定された言語Bに翻訳して画面上に表示したり、言語の種類の判定も自動で行って指定された言語Bに翻訳して画面上に表示したりする機能があります。

2.Google Lensで画像の中の文字を翻訳して見る

今回は、Google Lensでカメラを介して認識した文字を翻訳する方法を説明します。

Google Lensをインストールしていない方は、スマホで「Google Lens」と検索して、 ダウンロードし 、 インストールしてください。
Google Lensは、無料で利用できます。

なお、以下のすべての図は、左側がスマホ全体の画像、右側が左の画像の一部拡大画像です。

➀スマホのGoogle Lensを起動

まず、翻訳したい文言がある風景の近くに移動してから、スマホのGoogle Lensをタップして起動します。

今回は、キッチンの炊飯器の内側の表記を翻訳して見ます。
映した画像の中の、翻訳したい文言にカメラの焦点をあわせます。

➁[翻訳]ボタンをタップ

一番左の[翻訳]ボタンをタップします。

➂言語のボタンをタップして言語を設定

必要なら、言語のボタンをタップして翻訳前後の言語を選択して変更します。

現在は、読み取る文字の言語は自動検出で、翻訳後の言語はロシア語となっています。

今回は、読み取る文字の言語を自動検出のまま(そして日本語が検出されます)、翻訳後の言語をタップして英語にし、

[適用]をタップします。
日本語が英語に翻訳されて、画面に反映されます。

よろしければ、動画もご覧ください。

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