夏休み1日10分 ブログでScratch講習(大人向け):第1弾<絵を描く>9日目
(1) [ペン]グループの[スタンプ]ブロック
9日目の今回は、[ペン]グループの[スタンプ]ブロックをご紹介します。
[ペン]グループの[スタンプ]ブロックは、スプライトが今ある位置に、今のスプライトと同じ色/形を貼り付けるブロックです。
[ペン]グループと[動き]グループなどのブロックを組み合わせて線を描く場合は、線をひく前に[ペン]グループの[ペンを下ろす]ブロックを実行しておく必要がありますが、[ペン]グループの[スタンプ]ブロックではその必要はなく、いきなり実行して、ステージ上にスプライトのコピーを貼り付けます。
[ペン]グループが描く線とスタンプは、すべてのスプライトの下で、かつ、ステージの背景より上の層に描かれます。
従って、[ペン]グループが描く線とスタンプを、スプライトの上に描くことはできません。
また、線を描いている最中でも、線はスプライトの下になるので、スプライトのコスチュームの中心が絵柄の内側にあるとき、線の描き始めはスプライトのコスチュームの絵柄の下に隠れてしまいます。
[ペン]グループが描く線とスタンプがたくさんあるとき、先に書いたものは後に書いたものの下に表示されて重なります。
[ペン]グループが描く線とスタンプは、[ペン]グループの[消す]ブロックを使って、そのすべてをまとめて消すことができます。
次の動画はここまでの説明をまとめたものです。
このプロジェクトは、Scratchコミュニティーサイトで公開しています。
このリンクからご覧ください。
次はいよいよ夏休み1日10分ブログでScratch講習(大人向け):第1段<絵を描く>の最終日10日目です。
次のテーマは、[見た目]グループのスプライトの表示に関することを取り上げる予定です。
その他参考ブログ記事:
子供向けプログラミング言語Scratch:線を描く―基本:スプライトはペンになる!
プログラミングとは・・・子供のプログラミング教育を考えるための基礎用語
子供向けプログラミング言語について・・・子供のプログラミング教育を考えるための基礎用語
子供向けプログラミング言語Scratch-オンラインエディターの表示方法
子供向けプログラミング言語Scratch-オンラインエディターの終了方法
コメント